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ハシビロコウ

2020年03月12日

くしゃみが止まりません。
スギもヒノキもブタクサもイネ科マルチも
全部アウト!重めの花粉症を患っています、
制作技術部 西野です。

さて、世の中某ウイルスのおかげで自粛ムードですね。
休みの日はお家におこもり状態の人も多いのではないでしょうか?
かくいう私もその一人。楽しみにしていたイベントが中止になったり
悲しい気持ちにもなりましたが、普段出かけてばかりで
後回しにしていた読書をするいい機会!

ということで、今回は私が最近読んだ小説を紹介します。

ジラアタマの王様(NHK出版) / 伊坂幸太郎

本年デビュー20周年を迎える伊坂幸太郎さんの現時点での最新作で、
「現実的な事件を描いた直球のエンターテインメント」(作者コメント引用)です。
はじめて、念願のサイン本をゲットしました。嬉しい…!

2019年7月刊行刊行なのですが、何が何でも“今”読んでほしい作品です。
昨秋に購入し、読むのが遅くなってしまったやつが何言ってるんだと
思う人もいるか思いますが、こう発言するのも許してほしい。
だって、あまりにも現実世界と小説世界がリンクしているんだもの。

現実世界と同じように、フィクションである小説世界でも
様々な事件が起き、色んな人が事件に巻き込まれていきます。
この小説の主人公も勿論、めちゃくちゃ事件に巻き込まれます。

小説世界で起こる事件が身近であればあるほど、
状況が想像しやすくなり、一緒になって落ち込んだり
嬉しくなったり、怒ったり、喜んだり、
感情移入ってしやすくなると思うんです。

でも、クジラアタマの王様は違う。
状況が想像できるなんてもんじゃない。
“まんま今の日本”を描いているからもう、
「わかる!!!!!!!!」とならざるを得ない。

大変なことになってる日本(及び世界)を予見してたの!?
と驚きと怖さを抱くと同時に、ハッとさせられること、間違いなし。

現状、現実は小説のように解決!とはならないけれど、
そうなってほしいなと願わずにはいられません。

伊坂作品の一番の魅力はチャーミングな登場人物だと思っているのですが、
今回も優しくてずるくてかっこいい、愛すべきキャラクターが大活躍。
くすっと笑える軽妙な会話やリズム感も健在で、
深刻な内容でもするするっと読めるあたりはさすが伊坂幸太郎!といったところでしょうか。
痛快なアクションシーンもあるので、RPG系ゲームが好きな人も楽しんで読めると思います!

ちなみに、同じ世界観だと、こういうパターンもありかな、と。
あくまでもフィクションであるならば、ですが…

THE GREAT ESCAPE / ナードマグネット

今回、本の内容には特別触れませんでしたが、このMVを見てなんとなくどんな世界か想像してみてください!