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私が好きな恋の歌

2021年06月08日

制作部の小山です。

ちょっと恥ずかしくなるタイトルです。
好いた惚れたは、遠い記憶の淵に置いてきたもんで、
なんだか、隠していた思いを告白するような気分でございます。
ええ歳こいたおっさんがブログで何を書いてんねん!
とお𠮟りを受けそうですが、まあ、聞いてください。

テレビ番組のディレクターをやっていますと、
嬉しいことや楽しいことがたくさんございます。
中でも、自分が作った映像に自分の好きな楽曲を付けて
視聴者の皆様にお見せするなんてことがありますが、
これは、至福の喜びでございます。
私なんぞは、Jim Croce(ジム・クロウチ)の「Age」や
Harry Nilsson(ハリー・ニルソン)の「Everybody’s Talkin」が
大好きで、過去に何度も使用させていただきました。

若者が一歩踏み出した時には、「俺から“Age”って曲を送るよ」…
URL:https://www.youtube.com/watch?v=h1DuRXGqEgM
デコボココンビの道行には、「お二人さんよ、光を目指してくれ」…
URL:https://www.youtube.com/watch?v=5zHVFXorF38
てな思いを込めてね。

さて、冒頭で申しました恋の歌。
私には大好きな恋の歌があるにもかかわらず、
これが、今まで一度も使うチャンスがありませんでした。
恋をテーマにした企画なんて恥ずかしくてできなかったのです。
爺さんになった今、やっときゃよかったと後悔しています。
ディレクター諸子に告ぐ。
若いうちに恋のテレビ番組をせいだい作っておくれやす。

では、私が好きな恋の歌、3曲をこれから紹介します。
3曲とも井上陽水さんの曲です。
どの曲も、恋という自分勝手な思いが、自然の中で揺らめき、
自然の中に溶け込み、昇華していきます。
せつなさ→さわやかさ→力強さへと変化していくところが好きです💛

① 「能古島の片思い」(1972年)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=nmv5Ep7ehiw

私は幼少期に福岡にいたので、この歌を聴くと、
能古島の波や風や砂の感覚がよみがえります。
また、思春期は“片思い専門家”として生きていた私ですから、
わかる、わかる、わかるんです。
歌詞をたどれば、♬ 思わず僕ももらい泣き~
最後は饒舌でご陽気なデキシーランドジャズから
哀し気なストリングスで終わるのがいい。
友達に片思いを語ったときってこんな感じでございます。

② 「帰れない二人」(1973年)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=D-Vx2NSCbRI

この二人の初々しさがいいですね。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           いや、中年の恋ととらえるのも、アリですね。
夜露に濡れて震えながら手をつないでいるんです。
当時、手をつないだこともない“片思い専門家”の私は、
この歌を聴くたび嫉妬にもがき苦しんだもんです。
歌詞もメロディーも、井上陽水さんと忌野清志郎さんが二人で
一緒に作ったという名曲です。
♬ もう星は帰ろうとしてる~帰れない二人を残して~…
二人の離れられられない思いを…天空の星で語るなんて、鳥肌が…

③ 「五月の別れ」(1993年)
URL:https://www.youtube.com/watch?v=wRcDeEZsdL8

五月の暖かな風の中で別れを感じながら歩く二人。
感傷的な別れが、自然や命や時間のダイナミズムの中で
変化していという、心の屈託が解放されるような素晴らしい楽曲です。
別れるなら五月が良い! 別れを迎える人はこれを聞け!